潰瘍性大腸炎(UC)とは。患者数、症状、治療、生活。

まず、潰瘍性大腸炎(UC)ってどんな病気なんでしょうか。

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難病の中では最も患者数が多く、有名人でいえば安倍首相も患っていると言われています。

以下「踊れ難病患者」さんからの引用です。

瘍性大腸炎(Ulcerative Colitis{あるされいてぃぶ こらいてぃす}通称UC)。クローン氏病(CD)とともに炎症性腸疾患(IBD)に含まれます。大腸の粘膜だけで炎症を起こす原因不明の病気で、びらんや潰瘍ができます。体の免疫機能に関係があり、白血球が自分の大腸粘膜を攻撃して潰瘍ができて出血します。「自己免疫異常」の他に「遺伝的素因」やストレス・欧米的な食生活など「環境」に関係があるとされていますが、詳しくは解っていません。

(2016年2月18日アクセス)

http://www.nanbyou.net/uc/saisyo.html

 

つまり、原因不明の大腸の病気です。活動期(症状がでるとき)と寛解期(小康状態)があり、大腸全摘をしない限りは一生のお付き合いになる病気です。活動期がくる波は人によって異なりますが、私は15歳、20歳と今のところ二回活動期になっています。

患者数は2015年で166,060人であり、10万人あたり100人程度と比較的多く(注1)、私の知り合いにも何人かいて「おお、お前もか笑」となるくらいです。

 

 

●症状

症状としては、下痢、血便が一般的なものであり、ごくまれに貧血や体重減少、発熱もあるようです。私の場合は一日に20回程度トイレに駆け込み、下痢、血便、典型的な症状でした。また、血便のせいで極度の貧血になっていたので、授業の体育や部活では昔よりなんか体力ないなぁなんて思っていました。

 

●病気への気づき

小学生から中学生にかけてうんこをしすぎて、私は自他ともに認めるうんこマンでした(笑)が、血便がでた時に少し不安になってでもだからって痔かなぁ、と思うくらいなものでした。うんこがつらすぎて肛門科を一度受診後、内科で血液検査をして潰瘍性大腸炎の疑いから大きな病院を紹介してもらって、内視鏡やエコーの検査後、潰瘍性大腸炎という診断がつきました。15歳の夏、2カ月の入院でした。

 

●治療

症状の重さによって治療は異なるため、ここでは私が経験してきた治療を書くにとどめます。15歳で初めて潰瘍性大腸炎の診断がついたとき、私は中等症の全腸型でした。基本的には、食事療法、投薬治療、L-CAP、G-CAP等の選択肢があり、重ければ大腸全摘、人工肛門になると私は理解しています。

 

私は食事療法、投薬治療(ペンタサ、プレド二ゾロン)を実施したのち、あまり効果がなかったため、投薬治療ペンタサの継続とL-CAP(見た目は透析のような治療で、悪い白血球を退治しようという治療)をしました。効果があったため2か月後寛解、退院しました。薬(ペンタサ)はそれ以来ずっと飲んでいます。

 

●生活

寛解期に関しては、薬を朝昼晩飲むこと、少し食事に気をつけること、二カ月に一度通院する以外は健康な人と変わりはありません。

食事は、脂肪分の多いものや消化に悪いものはあまりよくないと言われています。理想は一日40g以内の脂肪分だとか、聞いたことあります。まあでも実際そんなのは無理な話で、なんたってポテチ一袋で脂肪分20gはゆうに超えてしまうんですから。

正直な話、私はあまり食事は気にしていません。最初は気にしていましたが、そのうち気づきました。「我慢して生きる人生なんて人生じゃねえ!!」おいしいと思うものを食べますし、お酒だって我慢しないでのみます。我慢はよくない!!(笑)

もちろん、食事で悪化する人もいますのでそれは自分の判断で。私はあまり食事がどうこうで活動期になったりしないのです。たぶん。なんとなく季節の変わり目は調子がよくないなぁ、とは思うのでそういうときは食事にも気を使います。うん。

 

●まとめ

ここまでをまとめると、潰瘍性大腸炎は原因不明の難病であり、活動期と寛解期がある。症状は下痢、血便等であり、治療は投薬、食事療法、大腸全摘等がある。基本的に活動期以外は元気、一応食事には気を付けてねっていうことです。

 

一回目のブログはこんなところにしておきます。

ご拝読ありがとうございました。

 

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