潰瘍性大腸炎と入院

 こんにちは。潰瘍性大腸炎原発性硬化性胆管炎歴7年のタロイモです!

今回は潰瘍性大腸炎で入院した時にどんな治療をしたか、期間はどのくらいだったか等実際に私が入院したときの経験を元にを書きたいと思います。

 

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潰瘍性大腸炎の入院

 

ー目次ー

⑴入院か通院か

⑵期間

⑶検査、治療

⑷食事

⑸費用

 

⑴入院か通院か

 まず、どの程度の症状になったら入院ということになるのでしょうか。私はこれまで二回入院していますが、どちらも症状が急激に出て即入院という形でした。症状としては、1日10回以上の下痢、腹痛、血便で意識が朦朧としてまともに動くことが出来ないという状態でした。個人的には、血便が出たときは要注意だと思います。

 

 お医者様も血便の有無は聞いてこられますし、なにより血便は外的な要因(切れ痔等)がなければ内臓になにかしらの症状が出ている可能性があることを意味するからです。

 

⑵期間

結論としては、治療進行の速度は人によります。私はこれまで二回入院しましたが、一度目は3カ月、再燃の二回目は1カ月程でした。投薬療法や食事療法ですぐに寛解状態になれば退院への道のりは遠くないでしょう。が、ステロイドを用いる場合は副作用や免疫力低下の関係から何カ月か覚悟しなければならないかもしれません。また、私のようになかなか投薬治療だけでは改善が見込めない場合は、L-CAPやG-CAP、人工肛門等あらゆる選択肢をお医者様と患者で相談しながらの入院となると思います。

 

 

⑶検査、治療

私がした検査は、記憶にある限りでは、血液検査エコー内視鏡、あとは問診です。問診では、便の回数、血便の有無、便の形状等が主に聞かれました。

治療は、(ペンタサ、プレド二ゾロン20gくらいからだったかな)、L-CAP(透析のような機械で、片方の腕から血を抜き、そのうちの悪い白血球を除去したのちにもう片方の腕に血を戻すという治療)を経験しました。人によりますが、投薬、LG-CAP、食事制限、大腸全摘等が治療の選択肢としてあると理解しています。また、患者数が多い疾患でもありますのでこれからより良い治療がでてくる、もしくはでている可能性があります。お医者様とよく相談して、自分にとって最善の治療をしましょう。

下記リンクに、詳しい治療方針が掲載されていますので、気になる方は参照してください。

IBD情報 > 診断と治療 潰瘍性大腸炎の治療指針(2016年2月21日アクセス)

 

検査でつらいのは大腸内視鏡です。まず、検査前に大腸の中身をきれいにする作業がつらい。そうです、下剤です、下剤。今は錠剤でも可能で飲みやすくなっているという噂も聞きますが、私は液体の下剤を二リットル飲んできました。便がほぼ透明になるまで下剤を飲みます。しんどい。あとしんどいのは検査時。全身麻酔していれば寝て起きたら検査が終わっているのですが、起きたまま検査をやるときは非常につらい。お医者様はガスたまったらだしてね、と言ってくださるのですがカメラを入れられながらガスを出すのは意外とコツがいる。一番のコツは、思いっきり出してもうんこは透明だ!!と

開き直ることです。きばっていきましょう!!

治療でつらいことは個人的には特にありませんが、しいてあげるならば食事制限ですね。脂肪分が少ない食事はなかなかつらいです。我慢が必要です。私の場合は料理番組を見て食べた妄想をすることでなんとか耐えてました。気合いれていきましょう!

 

⑷食事

潰瘍性大腸炎は、食事に気を付けなければいけません。以下ブログを参考にして頂きたいのすが、脂分の多いもの、辛いもの、乳製品、繊維のあらいもの等は要注意です。

潰瘍性大腸炎患者の食事制限(2016年2月21日アクセス)

個人的には、寛解期は好きに食べています。我慢することと、食事によって病気が活発化するリスクがあんまり見合ってないんじゃないかなって思うからです。つまり我慢するのはきちい!!ってことです。私はお酒も飲みますし、焼肉も食べますし牛乳もヨーグルトもカレーも大好きです。だから食べます。体調が悪い時だけ我慢して豆腐なんかをむしゃむしゃしてます。おすすめはしません。食べて体調が悪くなっても自己責任です(笑)でも、我慢ばっかりしながら生きてても楽しくねえよなってのが私の考え方です。ただ、自分にとって合わない食事があるのかな、と思うことはたまにあります。例えば、カレーを食べたら高い確率でお腹を下すだとかそういうことです。自分の身体と相談しながら、どこまで我慢するかを決めるのが大切です。

 

 

⑸費用

費用は2016年2月21日現在では特定疾患のため基本的には月に一万円いかない程度です。所得の高低によって、変わります。詳しくは以下リンクを参照してください。ただし、特定疾患が認定されるまでの費用は、後日お金が戻ってくるという形になるかと思われます。急に入院となったときはこのお金少し困るかもしれません。

IBD情報 > 潰瘍性大腸炎ってなんだろう > 医療費はどうなるの?(2016年2月21日アクセス)

 

 

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