最新治療へのアクセス ー論文のすすめ(CiNii、医中誌)ー潰瘍性大腸炎原発性硬化性胆管炎
こんにちは!潰瘍性大腸炎原発性硬化性胆管炎歴7年のタロイモです!
今日はね、私はDIYしてました。モノをつくるって楽しいですね。はい。
さて、、
上の記事、ご存じの方も多いかと思うんですが、今日初めて見た私は「おー」ってなりました。
新薬って、なんか響きかっこいいですね。
ということで今日は、「最新治療へのアクセスをどうするか」、ということで論文を読むことのおすすめをしにやって参りました。みなさん自分の治療についてどう考えられてますか?お医者様にすすめられるままにやっていますか?それとも何か疑問があれば相談したり自分から提案したりしていますか??
8割以上の方はおそらく前者でしょう。私もお医者様に全幅の信頼を置いて治療方針をお任せしております。まぁ今のところそれで問題ないですからね。うん。
と私のようにこんな態度で一生いるならば、よりよい治療があったとしてもあなたの治療はそのままかもしれません。
・記事の目的
医学は日進月歩で進化しております。5年前の最善は今現在の最善ではありません(たぶん)。ということで今回の記事は、最新論文へのアクセス方法の一つをご紹介することで、患者に治療の選択肢をもって頂くことを目的とします。
●論文へのアクセス方法
【CiNii】という論文まとめサイトをご存じでしょうか。あなたが大学生や研究者であるならば、身近なものかもしれません。
使い方は、自分の気になるワード(例:「潰瘍性大腸炎 治療」、「移植 家族」)でCiNii内で検索をし論文にアクセスをするというただそれだけです。
以下URLです。
CiNii Articles - 日本の論文をさがす - 国立情報学研究所
★注意…無料で利用できますが、一部有料会員でなければアクセスできないもの、そもそも本文にはアクセスできないものもあります。
●私が気になった論文をご紹介
・潰瘍性大腸炎に対するタクロリムスによる治療(2013)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/nisshoshi/110/11/110_1916/_pdf
→タクロリムスは知らなかった。
・PSCとPBCー診断と治療の進歩(2014)
http://www.nmckk.jp/pdf.php?mode=magsample&category=CLGA&vol=29&no=11
→論文執筆時点での診断基準や治療の情報が載っています。治療情報が参考になるう!
・生体肝移植をめぐる移植後の家族変容(2011)
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/ce/2011/is01.pdf
→移植をした後の家族や本人の心境、状況の変化等が書かれていて興味深い。
・硬化性胆管炎の診断と治療―新診断基準の整合性(2015)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/tando/29/2/29_198/_pdf
●まとめ
最新の治療や、病気についての研究情報をCiNiiで簡単に調べることが出来ます。もちろん、病気だけではなく他の様々な論文を調べることも可能です。論文ですから小難しいように書かれていますので、自分の気になるところや欲しい情報だけ入念にチェックしましょう。情報は武器です。なかなかお医者様に質問したり、他の治療法を聞くのは心理的にも時間的にも難しいですから。もちろんお医者様はベストを尽くしていると思いますが、論文から正しい情報を入手し、お医者様と自分の二人でよりよい最善の一手を打てるようにしたいですね。
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